コラム連載記事

トロントの日系情報誌『TORJA』にて好評連載中のコラムより、過去の記事を紹介致します。

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No. 85 – 最新情報

2020年3月中旬から外出自粛が始まり、早2ヶ月半が過ぎました。この間、カナダ移民・ビザに関する情報も重要なアップデートが幾つかありましたので、今月号ではカテゴリーに分けてご案内します。 ■アメリカ・カナダ間の国境封鎖 先日、カナダ首相が6月21日までアメリカとの国境封鎖を延長することを発表しました。この間、引き続き医療関係やビジネスなどのEssential Travelを除き、Non-essential Travelは禁止となります。つまりこの間は国境にてビザ申請などを行うことも引き続きできませんのでご注意下さい。   ■

No. 84 – コロナウィルスの影響

全世界に広がるコロナウィルスの影響により、オンタリオ州も緊急事態宣言が発表されました。日々医療機関のパニック、失業、Social Distancingなどこれまで経験したことない状況が続いています。今月はコロナウィルスが移民申請・ビザ申請、カナダ入国などにどのような影響を及ぼしているのかということについてお話致します。 ご注意下さい: ご存知の通り政府の発表内容は日々変化しています。下記内容は2020年3月23日時点でカナダ移民局(IRCC)が発表している内容となりますため、4月号発行以降に内容が異なる可能性がございますこと、ご理解頂

No. 83 – 結婚と移民申請

「カナダ人(或いはPR保持者)と結婚することで移民申請が可能になる」そんな選択肢が頭をよぎったことがある人もいるかもしれません。今月、来月はいつもと違った、少しPersonalなお話をしたいと思います。(注:ご本人に承諾を得て記事を書かせて頂きました。)   ■彼を助けなければと・・・ 先日、お客様のAさんからメールがありました。「もうすぐ私の個人移民申請が完了するのは先日綾さんから連絡を頂いたので知っています。今日メールしたのは、家族移民申請についての相談です。実は以前からトロントで付き合っている人がいて、その人との結婚を

No. 82 – ハリーとメーガンがカナダに移民するには

連日イギリスの王室のニュースが報道されており、TORJAの読者の方でも気になっている方はいらっしゃるのではないかと思います。特に「ハリーとメーガンは英王室メンバーから離脱する」とエリザベス女王が明白に発表したことは、ショッキングなニュースでした。今後二人がイギリスとカナダを行ったり来たりして過ごすという発表にも驚かれた方は多いのではないかと思います。私事ですがこのニュースを知った時、二人がどのような方法で合法的にカナダに滞在するのか、ということについてとても興味を持ちました。今月号は二人のケースについて考えてみたいと思います。 &nb

No. 81 – トルドー政権における移民法の問題点

明けましておめでとうございます。今月号は新年第一号ということもあり、今後トルドー政権において移民法がどのように変わって行く可能性があるか、ということについてお話します。   ■学生ビザと個人移民申請 ご存知の通り、カナダは「移民の国」です。世界各地から沢山の人が毎年カナダに移民しており、この数は毎年増加しています。カナダに観光やワーキングホリデービザで渡加し、短期間滞在された後、自然豊かで、個人を尊重するカナダという国の魅力に惹かれて「この国に住みたい」という人は沢山いるのではないでしょうか。そしてその方々が「最終的に移民申

No. 80 – Express Entry 最低点の傾向

今年もExpress Entryについて、沢山のお問合せを頂きました。お客様から頂いたご質問で一番多かったものは、「何点あればInvitation to Applyをもらえますか?」でした。今月は今年最後の号ですので、2019年一年間の、Express Entryにおける点数の推移について解説します。   ■総合的に見ると この記事を書いている11月21日時点で、Invitation to Apply (“ITA”) の合計発行数は78,900となります。今年も約2週間おきにSelectionが行われており、その都度ITAを

No. 79 – カナダ総選挙の影響

2019年10月21日にカナダ総選挙が行われました。この選挙の結果は、今後の移民法にどのような影響を及ぼすかということについて今月はお話します。   ■連立政権の影響 今回Liberalが勝利したことで、Justin Trudeau首相の2期目が決定しました。但し単独過半数には14席及ばないことから、連立政権が誕生することとなります。従って法案を可決するためには、他党との交渉・協力が必要になってきます。幸いにも移民に関する政策は他党においても方針はあまり大きく異なるということもなく、また選挙前のキャンペーン中もConserv

No. 78 – ビザ・移民申請をすることの意味

毎月、沢山の方からお問い合わせを頂いています。今すぐに移民申請をしなくても、後々移民申請するということを念頭に置いて、今からそのプランニングを始めている人も見受けられ、嬉しく思っています。またそのような方とは対照的に「何とかしてカナダで暫く滞在したい」「とりあえずあと半年間滞在を延長して、それから先はまた後日考えます」というような方からもお問い合わせを受けています。   ■カナダでの最終的な目標は? お客様とお話ししていると、「カナダでの最終的な目標は移民することです」と自信を持って話される方がいます。そのような方にいつもお

No. 77 – お互いのことを知っていますか?

先月、一か月間の間に3件も似たようなケースのご相談がありました。   ■ケース1 Common-lawとしての移民申請を考えているのですが、というお問い合わせを頂きました。それではお相手の方とお二人でコンサルテーションにお越し下さいとお話ししました。ご予約日当日、オフィスの待合室には明らかに年の差があるカップルがお待ちになっていました。 申請者(日本人女性)は若い方で、スポンサー(カナダ人男性)は年上の会社役員の方でした。お話を伺っていくにつれ、彼が突然「僕には5年間別居している妻がいる。僕の母と娘も病気を患っており、僕の介

No. 76 – 不法滞在者をスポンサーすること

毎年何件かはとてもユニークなご相談内容のお問い合わせをお客様から頂きます。そのうちの一つに、「配偶者(或いはご相談者の方)が今現在、合法的なビザをカナダで保持していないのです。この状態でも移民申請をすることはできますか?」という内容のお問い合わせです。今月はこのことについて詳しくお話しします。   ■申請できるかできないか 答えはYes、つまり移民申請は可能です。 但しSponsorship申請はカナダ国内申請のカテゴリーで申請しなければならず、お二人がカナダにおいて同居していなければなりません。また「カナダで合法的なステー